38.0℃以上の熱がでても機嫌がよく、水分・食事がとれていて、スヤスヤ寝ているようであれば、平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
- 熱のではじめは手足が冷たく、寒気がして震えることがあります。暖かくしてあげてください。
- 水分・経口補水液など普段より少し多めに、こまめに与えてください。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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お子様が急に体調が悪くなった時、「かかりつけ医の受診まで、待てるだろうか?」「すぐに病院に行ったほうがいいか?」と迷うときに 夜間・休日急病センター受診を判断する目安について苫小牧医師会小児科医監修によりまとめました。
お子様は、一人ひとり異なります。この受診の目安は、必ずしも“答え”であるとは限りません。受診の判断に困っている場合は、苫小牧市夜間・休日急病センターにご連絡ください。
38.0℃以上の熱がでても機嫌がよく、水分・食事がとれていて、スヤスヤ寝ているようであれば、平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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けいれんが1回だけで5分以内に止まり、目を開けて呼びかけに反応し、その後いつもと変わらない場合。
また、今までに何度か起きたことがあり、熱性けいれんやてんかん等の診断をされていて、現在はけいれんが止まって意識が十分回復している場合、平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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こんなときは救急車‼ |
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眠りかけや走ったときにせきが出るが、他の症状はなく、元気があり、呼吸が苦しい感じがなく、横になって眠っていられるときは、平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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こんなときは救急車‼ |
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いったん腹痛はなくなったが、普段より元気がなく、下痢や便秘、あるいは食欲不振などの症状が続く場合は、平日、日中の診療時間まで待ってよいですが、平日の診療時間に一度受診しておきましょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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吐いたが、機嫌もよく、吐き気が止まった後、水分が飲める場合、下痢や発熱などがなく元気がよい場合は、平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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下痢の回数が1日5回以内で、熱もなく、機嫌がよく、おしっこが普段と変りなく出ているときは、平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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皮膚のブツブツに膿や水ぶくれがある場合、舌にいちごのようなブツブツがあるが、熱などの他の症状はなく元気な場合は、平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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こんなときは救急車‼ |
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やけどの部位が狭く、赤いだけの場合はご自宅で様子をみてもよいです。
電気カーペット、使い捨てカイロなどによる低温やけどは見た目より重症なことがありますので、痛みが続いたりする場合は平日、日中の診療時間まで待ってよいでしょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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こんなときは救急車‼ |
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救急車が到着するまで、上記の「やけどをしてしまったとき」を参考に応急処置をしてください。 |
心配な場合は平日、日中の診療時間に受診しましょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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吐き気、だるさなどが続き1日経過しても引き続き元気がない場合などは、他の病気の可能性もありますので平日、日中の診療時間内に受診しましょう。
【こんなときは、急病センターの受診を考えましょう】 |
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こんなときは救急車‼ |
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クレヨン、石けん、絵の具、化粧水などの誤飲は多量でなければ様子を見て大丈夫です。心配な場合は、平日、日中診療時間まで待ってもよいでしょう。
誤飲や窒息は、ハイハイが始まる7~8ケ月頃から2歳頃まで多発しています。
下記の①は3歳くらいまでは与えない。3歳以上でも①~③は注意が必要です。
①丸くてつるっとしているもの
ブドウ、ミニトマト,さくらんぼ、ピーナッツ、球形の個装チーズ、うずらの卵、ソーセージ、こんにゃく、白玉団子、あめ玉、豆類、ラムネなど
②粘着性が高く唾液を吸収して飲み込みずらいもの
餅、ごはんやパン類(1口にたくさん詰め込んだり、良く噛まずに飲み込んだりした場合)
③固くて噛み切りにくいもの
リンゴ、生のにんじん、水菜、イカなど
食品以外、硬貨、おもちゃのおまけなどにも注意が必要です。
のどに異物が詰まっていたら! |
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※ 灯油、除光液、殺虫剤を誤飲した場合は119番 |
食品以外のものを誤飲した場合は 「日本中毒センター」に電話を!(中毒110番) つくば中毒110番(9時~21時対)029‐852‐9999 誤飲したものによっては、緊急処置が必要な場合があります。日本中毒センターへ電話をお願いします。 |
異物が見えない場合は、図の方法を試みてください。
片手で体を支え、手のひらで後頭部をしっかり支えます。心肺蘇生法の胸部圧迫と同じやり方で圧迫しましょう。
片手で体を支え、手のひらであごをしっかり支えます。もう一方の手の平の付け根で背中をしっかり叩きましょう。
胸部突き上げ法と背部叩打法を繰り返します。
背後から両腕を回し、子どものみぞおちの下で片方の手を握り拳にします。その手を腹部の上方へ圧迫しましょう
あお向けにして、頭を後ろに反らして同時にあごの先を上に持ち上げて気道を確保します。図を5回繰り返す
意識がなく呼吸をしていない場合は、人口呼吸 胸骨圧迫による心肺蘇生を開始します。幼児でも乳児でも、胸の厚さ3分の1くらい沈む強さで1分間に100~120回のスピードで圧迫します。
左右の乳頭を結んだ線の中央で少し足側を指2本で押します。
胸骨の下半分を、手のひらの根もとで押します。