◆看護師養成について

 

No.18

 
         
 

 苫小牧市医師会は、苫小牧市及び東胆振地域の看護職員確保を目的に、今日まで准看護師40年間、看護師30年間に亘り養成を続け、地域医療に寄与してまいりました。


 しかし、昨今の道内での看護師養成の状況は社会構造の変化、制度改正等により養成所の継続が困難となり、廃止を余儀なくされた所が相次いでいます。この状況は胆振、日高地区も同様で、少子化・18歳以下の人口が減少する中、全国的に看護大学が増加し、高学歴志向の傾向は否定できません。これらを考慮して、本校が准看護学科の定員削減、平成18年4月には全日制の看護師3年課程を開設しました。現在、本校には3つの学科があります。1つは准看護師を目指すコース、1つは看護師を目指した全日制3年課程、もう1つは准看護師免許を持ち、働きながら学ぶ2年課程(定時制3年間)があります。


 准看護学科は、方々で閉鎖された学科で道内では10校しか残っていません。高校新卒はもちろん一度社会に出て他の仕事を経験した後新たに看護の道を目指して受験する人も少なくありません。これまでに本校を卒業した准看護師は2,327名となりました。


 看護師3年課程は、全日制で午前より授業が始まり3年間で卒業する1番新しい学科です。本年3月に第1期生37名が卒業しました。多くの方達が高校卒業後にまっすぐ看護師の道を目指すコースで、本校では看護第1科と呼んでいます。


 看護師2年課程は、准看護師の資格を持ち、働きながら看護師を目指す定時制3年間のコースです。実習が始まると大変な苦労をするようですが卒業し国家試験に合格した時は、喜びもひとしおで、今まで960余名の素晴らしい看護師が巣立っています。看護第2科と呼んでいます。


 本校では現在、准看護学科80名が旭町校舎で、第1科120名・第2科120名が住吉町校舎で学んでいます。3学科ともに将来の素晴らしい准看護師・看護師を目指して日夜勉学に励んでいます。勉強の合間には学校行事での仲間との語らいを大切にして、明るく豊な人間性をもつ看護師を目標に、熱意溢れる教員の先生方と共に日々研鑽を重ねております。


 また、翌年度の准看護師知事試験・看護師国家試験に向けての受験対策も対策を強化して全員合格を目指して努力しています。


 市民の皆さん!看護への道は簡単ではありませんが、やりがいがある充実した道のりと思います。病める人々にお手伝いをし、あたたかい手を差しのべようと情熱のある方、是非、私たちの仲間に加わりませんか。お待ちしております。本校の詳細は以下の本校ホームページでもご覧になれますのでアクセスしてみて下さい。


           ホームページアドレス http://www.dp-flex.co.jp/toma-kango/

 
 
     
  苫小牧市医師会
冨田 達也
 
     
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
         
  冨田 達也
(苫小牧市医師会・特定医療法人 同樹会苫小牧病院)
2009年4月14日 苫小牧民報 掲載


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